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2009年7月21日発表分のIMMポジションから今回発表分までの平均枚数との差で見る

朝のうちに更新したIMMポジションからの動向に続いて、IMMポジション推移から探る来週の相場動向の更新を行いました。
リンクをクリックか「FXのお部屋」で検索していただければ記事にたどり着けます。

今回の更新は単純な枚数からの動向ではなく、今まで発表された分で手元にあるIMMポジションのデータから平均の枚数を割り出し、今回発表分と比べてみるといった内容です。
平均と比べることでどれだけポジションが多くなっているか、または少なくなっているかが一目で分かり、ポジションの偏りを知る上で役に立つというものです。

平均枚数との比較は毎週のIMMポジションからの動向予測で使っているものではありますが、記事としてまとめてみたのは今回が初めてだったりもします。
隠すような内容でも無いので隠してたわけではありませんが、動向予測の記事が2つになって被ってしまうかなといった理由から書いていませんでした。
今回は気が向いたので記事としてまとめてみましたが、反応が良さそうなら毎週更新してみたいと思います。
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来週の相場をIMMポジションから見てみる ユーロや豪ドルはどうなるのか

昨日の雇用統計後の相場は激しい値動きとなりました。
予想を大幅に下回る雇用統計を受けて売られる各通貨でしたが、その後のドル円の急伸あたりで相場が激変。
ドルストレートの強烈なショートカバーなどもあり色々な通貨で下に上にと忙しく動きました。

そんな慌しい動きで終わった今週の相場ですが、来週はどうなるのかIMMポジションから見てみる「IMMポジションから見る動向」の更新をFXのお部屋で行いました。
リンクをクリックか「FXのお部屋」で検索をしていただくと見れます。

同じことを書いても意味がないので少しだけ別のことを書いてみます。
今回発表分でも注目は当然ユーロと豪ドルになりますが、ユーロは203,415枚の売り越し、豪ドルは35,527枚の売り越しになっています。
この2通貨の2009年7月21日発表分からの平均差引枚数は
ユーロ 30,632枚の売り越し
豪ドル 48,185枚の買い越し
となっており、ユーロは2009年7月からの平均の7倍弱、豪ドルは2.5倍弱の売り越しということになり、今の水準がどれだけ凄いことかが分かるかと思います。
豪ドルの場合は売り越しになること自体がほとんどないので、それが既に異常なような気もしますが。

そんなわけでセオリー通りでいくなら膨らんだポジションの爆発と見てユーロも豪ドルも買いなのですが、ここまで行き過ぎた枚数を見ると逆にまだまだいってしまうのではないかとも思えてきてしまいます。
しかし昨日の雇用統計後のユーロドルなどの激しいショートカバーを見ると、突っ込んで売るのは非常に危険な気配があるのも事実です。

市場には大量のショートポジションが溜まっており、今みたいに売ればみんな儲かるなんてそんな甘い市場が続くはずもありません。
市場は基本的には意地悪なもので、ここまで弱い相場が続くと誰もが戻り売りと考えてしまうものです。

「上がっても売れば良い、そこからまた上がっても売り増せば良い」

ここ最近はこれでずっと簡単に儲けられる相場だったわけですが、いつかは売り増しても売り増しても下がらない時が来てしまいます。
ショートポジションがいっぱいになってしまったとき、売り増しが当たり前になってしまった時にそういう事が起こり得ますが、そうなってしまった時の損失というのは売って儲けた収益よりも大きくなって市場に吸収されがちです。

そんな日がそろそろ近いのではないかと思っておりますが、来週の相場はどうなるのでしょうか。
その他のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル/ドルのIMMポジションから見る動向はFXのお部屋で。
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